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4年越しで、美食家のためのブーダン・ノワール 完成。

ブーダン・ノワール。

豚の血で作る黒いソーセージをこう呼びますが、最近は、その周りの皮が口に残るので、ソーセージではなく、テリーヌ型に仕上げるお店も多くなりました。フランスでは、ブーダン・ノワールの缶詰もあります。

ラ・メゾン・クルティーヌでもオープン当初からメニューに載せております。当初は寒い時期に、最近ではランチにほぼ通年オン・メニューしています。

元々、パリのラ・メゾン・クルティーヌでも、ブーダン・ノワールは定番料理でした。
ただ、そのブーダン・ノワールは、もと二つ星のシェフ、クリスチャン・パラー(ブーダンや、シャルキュトリーなどの伝統料理を得意としていて、その技術の高さで二つ星まで上り詰めてしまったシェフ。今はレストラン業から退いています)が作るブーダン・ノワールをベースに、仕上げをクルティーヌで行なっていました。
パリの美食家達の間ではブーダンといえばクリスチャン・パラーのものが世界一と言われていて、クルティーヌのメニューでも、”クリスチャン・パラーのブーダン・のワール”と明記していました。

僕もそのブーダン・ノワールに惚れ込んでいて、もちろん、日本でも提供したかったのですが、残念ながら今日まで日本には輸入されていませんでした。
そうなれば作るしかないので、少なく見積もってもパリのクルティーヌで一日10枚は焼いていたブーダン・ノワール。1年で2500枚。単純に4年間で1万枚を焼いたことになる経験と知識を元に、試行錯誤をしながらブーダン・ノワールを研究してきました。

その、クリスチャン・パラーのブーダン・ノワールの味わいや香りと、周囲の方々(パリの美食家達や、イブ・シャルル、ウイリアム・ベルネーユーゴ・デノワイエー)に話を聞きながら、少しずつ理想のブーダン・ノワールに近づいてきて、去年の秋、ウイリアム・ベルネー(クリスチャン・パラーとは古くからの親しい友人)が来店した際ブーダンを提供した時の話にヒントを見つけ、ほぼ1年かけ、やっと、あのクリスチャン・パラーのブーダン・ノワールと並べて遜色ないと思えるところまで辿り着きました。(もちろんもっともっと近づけるようミューゾンミュー "よりよく”を続けます。)

今までのブーダン・ノワールとは別のものという意味も兼ねて、”美食家のための”と銘打ち“美食家のブーダン・ノワール”として、ランチ、ディナー共に提供してゆきます。


ご来店の際には、是非御召し上がり下さい。


朗報!
美食家のブーダン・ノワールお持ち帰り販売! 
1人前(約80g)  7,5cm × 5cm × 2cm   1,000円(税込)

その他のお持ち帰りたち

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クリスチャン・パラーのブーダン・ノワールの輸入がはじまります。(11月販売開始予定)
価格はまだ確定ではありませんが、 800g 缶  小売価格5000円税別  の予定。
一人分、約100gでも 8人前分。 一人 700円弱 でフランスの美食家がいう世界一が食べられる。
僕はかなり安いと思います。
贈り物などにも是非。

クルティーヌでも店頭で販売致します。
是非こちらも合わせて御楽しみ下さい。
 
焼き方レシピもお渡しします! 世界一のブーダンが日本の食卓に! 素晴らしいですね。
インポーターWの若槻さん、ありがとうございます!




※ このブログの更新は毎回クルティーヌのツイッターにて御知らせ致します。





<クルティーヌからのお知らせ まとめ>

クルティーヌと言えば熟成肉 


トリュフ量り売り 330円〜 

クルティーヌの食材(縁の下の力持ち)↓

塩  
胡椒 
胡椒続き 
マカイバリ茶園

クルティーヌに来てくれたフランスの友人達 

ウイリアム・ベルネー
ユーゴ・デノワイエー
ユーゴの肉




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ラ・メゾン・クルティーヌ

Tel:03-6276-9938

住所:〒166-0004 東京都杉並区阿佐ヶ谷南3-37-10

HP:http://www.courtine.jp

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by courtine | 2015-08-28 22:17 | 今月のメニュー、特別メニュー
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