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コンサート・グルマンディーズ 2015 皐月

みなさま お待たせ致しました。 
2014年10月の初公演以降、たくさんの方々より第2回を熱望されておりましたが、やっと、スケジュールの調整が整い、来月中旬に第2回コンサート・グルマンディーズの開催決定!

コンサート・グルマンディーズ 2015 皐月

5月15日(金), 5月16日(土) 18:00〜

 完全予約制  コンサート 45分間 

 2日間、それぞれ14名で満席と致します。

    ¥13,200 (フルコース料理、音楽チャージ、税サ込み)

今回も、世界で活躍する白土文雄氏(コントラバス:世界で唯一ともいえるコントラバスのソロ演奏もされるマエストロ。)、田島優子氏(バイオリン:コンサートプロデュースをつとめる傍ら、ソロ、室内楽などのコンサートをおこなっている。)の演奏を、ディナータイムにわずか14名で独占致します。そして、そのままディナーへと進み、演奏の余韻に浸りながら善塔一幸のフルコースをご堪能頂く、美食&美音好きの為の晩餐です。

当日のプログラムは、

18:00 オープン

アペリティフ(食前酒)

18:20~19:05  演奏

19:05 ~  フルコース ディナー 開始

という流れになります。

曲のプログラムはただいま決めている最中とのことで、決まり次第お伝え致します。

さて、今回の料理のフルコースも悩みに悩み、やっと決まりましたのでどうぞじっくり御覧下さいませ。


Menu メニュー

まずはアミューズブーシュとして、一口の口遊び。
”鴨のリエットを挟んだプティシュー”
Petit chou.

前菜には、女性に人気で、且つ、5月の新緑なイメージの一皿
”スコットランド産半野生サーモンとアヴォカドとシャンピニオン ド パリのテリーヌ”
Terrine d’Avocat au Saumon.

そして前菜2品目は、その美味しさに驚かれる方が多い
”兎とフォアグラのバロティーヌ”
La Ballotine de Lapin .

魚介料理として、昨年の8月に考案し、好評を頂いている
”帆立と雲丹と椎茸のラビオリ わさび風味”
Raviole de St-Jacques et Oursin.

パリ時代からのクルティーヌの代表的な料理である”馬肉の赤ワインソース”の赤ワインソースに、馬の新鮮な血液を加えることでシヴェと呼ばれるジビエ料理の風合いを加えた
”熊本産馬肉フィレ 赤ワインソース シヴェ風”
Cheval sauce civet.

肉料理のあとにはやはり、食と音楽を語りつつワインを傾ける、歓談の為の
”幾欠片のフロマージュ”
Quelque Fromage.

デザートには爽やかな締めくくりを求め、瑞々しさ、心地よさを意識した一皿
”沖縄産パイナップル、ココナッツのバヴァロワ、クコの実とバジルのソルベ”
Ananas, bavarois de coco, sorbet basilique

バターとパンはやはり
”フランス産パムプリー(AOC)無塩バターと、そのバターのために作った自家製パン”
Pain et Beurre de Pamplie.
 
そして、食後の飲み物と共に頂く口遊びに
”小さな3種のフランス菓子”
Mignardise.

音楽と食の余韻の中で
”コーヒー、又は紅茶、又はハーブティー”
Café ou Thé ou Thé infusion.


以上をご用意致します。

お客様には、本格的なステージをお楽しみ頂けるよう、携帯電話はマナーモードにして頂き、そのご使用、 演奏中の離席 、ご注文はご遠慮下さいますようお願い申し上げます。
※演奏前にお飲物を伺い、サーブ致します。演奏中はそちらをお飲み下さいませ。

今回も、みなさまのご満足をいただける2日間に致します。
ぜひ、お楽しみにご来店下さいませ。

お席が限られておりますので、お早めのご予約をお待ちしております。


ラ メゾン クルティーヌ
    
      善塔一幸


前回の回想

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コンサート・グルマンディーズ 2014


世界で活躍する方々をお招きしてのレストランコンサート。
大きなホールを埋める程の観客の為に演奏するようなお二人の演奏を、たった14人で独占します。


”コンサート・グルマンディーズ”(音楽と食を愛する方々の為の一夜)

ヴァイオリン 田島優子
コントラバス 白土文雄


Program 2014/10/25.26  (前回)


ソナタ No.4 マルチェロ


【onomatope】 間奏曲 ギーガ


無伴奏パルティータより~ J.S.バッハ


Tsukiyo no kaze 前田智子


チャールダッシュ モンティー

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演奏者のご紹介


田島優子氏

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5歳よりヴァイオリンを始める。

桐朋女子高等学校音楽科(男女共学)および同大学を経て同大学研究科を修了。

第12回静岡学生音楽コンクール小学生の部第2位。
第16回中、高校生の部第1位。
第50,51回全日本学生音楽コンクール入選。
長江国際音楽コンクール最上位受賞。

2000年サイトウキネン【若い音楽家たちのための室内楽勉強会】参加。同夏、小澤征爾バースデーチャリティーコンサートにオーケストラメンバーとして出演。

小澤征爾オペラプロジェクト1,2,3に連続参加し、小澤氏のもとでオペラを学ぶ。

2002年【静岡の名手たち】オーディションに合格し、翌年第8回【静岡の名手たち】受賞者コンサートに出演。好評を得る。

2003年富士ロゼ・シアター主催【MAYコンサート】に、2004年【MAYコンサートスペシャル華】に出演。

2005年のデビューリサイタルを皮切りに、地元富士と東京で定期的にリサイタルを企画。

これまでに恵藤久美子、松原勝也、鷲見健彰、原田幸一郎、荒井英治、小森谷巧の各氏に師事。また石井志都子、セルゲイ・クラフチェンコ、サシコ・ガヴリロフ、ライナー・ホーネック、ゲルハルト・ボッセ、ヴォルフガング・マルシュナー、ナフム・エアリッヒの各氏にも指導を仰ぐ。

2005年に Music Project Office “CUORE”を立ち上げ、コンサートプロデューサーを勤める傍ら、自らコンサートに出演するなど多岐に渡って活動中。

現在は、富士、東京、京都を中心にコンサートを行う。



白土文雄氏 

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桐朋学園音楽大学において学んだ後、読売交響楽団に入団。

2年在籍の間に数々のリサイタル、オーケストラとのソロ共演、ラジオ録音など積極的なソロ演奏活動を開始する。

1976年渡独、ミュンヘン音楽大学において研鑽を積む。
在学中、ヘルムート・ヴィンシャーマンのドイツバッハソリステン、クルト・レーデル率いるミュンヘンプロアルテ等多くの室内合奏団の演奏活動に参加。

1978年マイスタークラスディプロムを優秀な成績で獲得、卒業と同時にチューリッヒ市トーンハレオーケストラに主席コントラバス奏者として入団する。

オーケストラと平行して、1985年ギター奏者ワルター・ギーガー、ヴァイオリン奏者・河村典子とともに「オーケストリオ」を結成、現在に至る。この編成のための既存のレパートリーが皆無のなか、各国(スイス・イギリス・メキシコ・チェコ・日本・ブラジル・ロシアなど)の作曲家への委嘱、また多数の編曲による、独自のレパートリーを作りあげる。

またメンバーのギター奏者・作曲家、ワルター・ギーガーの、多数の日本を素材とした作品群は、オーケストリオの独自路線を決定付けている。

1988年サイトウキネンオーケストラヨーロッパ公演参加。同年、世界で活躍するスイス在住の日本の音楽家として日本のテレビで特集紹介される。

1990年に同オーケストラを退団以降、貴重な独奏、室内楽奏者として幅広く活躍、「オーケストリオ」と平行してロシア人のアコーディオン奏者オレク・リップスとヴァイオリン・コントラバスとのトリオ「リ・アルティジャーニ(音職人)」、尺八・ヴァイオリン・コントラバスの「アンサンブル・時の庭」など、数々の新しいユニットを結成し、またそれにともなう独自のレパートリー、委嘱作品が多数生まれるきっかけとなる。

これらのアンサンブルで、スコットランド、メキシコ、ドイツ、オーストリア、スイス、日本、チェコなどの国際音楽祭などに参加、スイス国営TV・ラジオ、NHK・TV・FMなどにも数多く出演する。リ・アルティジャーニ出演のNHK/BS2「クラシック倶楽部」は、アコーディオンの参加する稀有な室内楽編成ながら、白土文雄によるロッシーニ作品を中心とした編曲の妙と、軽妙洒脱な演奏は好評を博した。

スイス、日本、メキシコ、チェコ、スコットランドなどの数多くの作曲家が白土文雄の委嘱によりコントラバスを加えた室内楽作品を書いており、その数は30曲を超え、さほど多いとは言い難いこの楽器のレパートリーを考えるとき、その意義は特筆に価する。

近年は室内楽のための編曲を多数手がけ、楽器の特性を存分に活かしたその手腕は定評があり、この分野におけるコントラバスレパートリーの拡充に寄与している。

ジュネーヴ国際音楽コンクールコントラバス部門、グレゴラ国際コントラバスコンクール(スロヴァキア)審査員を歴任。



世界的なコンクールの審査員を歴任・・・ お会いするだけでも胸が高鳴ります。ましてムッシュ(マイスター)の演奏を聴ける機会などなかなかあることではありません。



じつは色々な偶然が重なり、実現したコンサート・グルマンディーズまでの流れ。

始まりは2014年の元旦1月1日でした。

例年12月31日から1月1日まではノンストップでおせちを作り、元旦の朝9時からおせちのお引き渡しとなりますが、今年も28時間ノンストップでした。 その日(1月1日)、おせちを完成させ、脱力感と開放感とそれを上回る達成感に包まれながら、おせちの残りで一杯やっていた朝10時、1本の電話が鳴りました。
電話の向こうにいたのは、フランスにいる筈の、リヨンで自分の店を開いた後輩。
あれ?と思いながら話を聞いてみると、フランスから一時帰国しているらしい。しかもこれから会いに来たいと。それはやっぱり嬉しいし、すでに開放的な気分なので、快く待っていると、来て早々に、ご報告があります、とはじまった。

「善塔さん、ご報告があります。ぼく、結婚する事になりました!」

そんな事を快晴の元旦に、しかも達成感たっぷりな時に言われて、テンション上がらないわけが無い。天気もいいし、祝い酒だ!こりゃ街ゆく人々にもこの喜びを伝えられるテラス飲みだろ!ってな具合になって、グラスと祝いのシャンベルタンを持って意気揚々テラスへ。
ぽかぽかした陽気がとても気持ちよくって、婚約者の写真を見たり、リヨンのレストラン事情の話だったり、オーナーシェフ同士の、苦労話やら、積もる話をつまみに、後輩とワインを傾けつつ2年ぶりの再会を楽しんでおりました。

すると、ふいに前を通った2人の女性のお一人が、「シャンベルタンですか?」と。
よくごぞんじですね〜、とか、そのワイン本当に美味しいですよね〜、とか、他愛もないお話を少しして、そのまま帰られたのですが、それから1週間もたたぬうちにその女性2人がランチに来て下さいました。お話をすると、バイオリンの先生をなさっているとか。
いろいろなレストランでも演奏をしたりする事があるので、クルティーヌでも、もしそういう機会があればと話された時に、これは10月の阿佐ケ谷ジャズストリートでお願いするしかないと思い、お話を詰めてゆきました。

それが、今回お呼びする田島優子さんと、マネージメントをするお母様だったというわけです。

ところで、なぜ声をかけて下さったのか、気になりますよね。
聞いてみました。

『日本で、しかも元旦に、いくら気持ちのよい小春日和的な昼過ぎだといっても、元旦の真っ昼間から、テラスで、しかもグランクリュのシャンベルタンをボトルごと持ち出して、男2人で、ブルゴーニュグラスを傾け談笑している、なんて、日本ではあまりみられる光景ではありませんよ』と。
しかも阿佐ケ谷。 間違いなく異質な2人に感じましたし、興味が沸きましたと、おっしゃいました。

言われて初めて気付いたわけですが、納得。

それにしても、あのとき彼が来なければ、そういうシチュエーションにはならなかっただろうし、凄い偶然の重なりだったのでした。

そして、今回コントラバスを担当して頂くのは、田島さんの師匠。世界を相手に活躍されている音楽家。そのようなお二人の演奏に負けぬ世界に誇れる料理をご用意致します。



素晴らしいコンサート・ディナーになること間違いございません。
皆さまのご予約を心よりお待ち申し上げております。




ラ・メゾン・クルティーヌ
03-6276-9938
http://www.courtine.jp/contact.html
https://r.reservation.yahoo.co.jp/reserve/input/s000056162




<クルティーヌからのお知らせ まとめ>

4月の季節のコース 山吹


トリュフ量り売り 190円〜 
 


クルティーヌと言えば熟成肉 

クルティーヌの食材(縁の下の力持ち)↓

塩  
胡椒 
胡椒続き 


クルティーヌに来てくれたフランスの友人達 


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宜しくお願い致します。
by courtine | 2015-04-14 10:27 | イベント
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