クルティーヌに来店してくれるフランスの友人やお客様。

2014/10/27

d0275530_11392910.jpg


南仏ポー(2010)の頃にお客様だった方が、阿佐ヶ谷まで来てくれました!
都内に住む人でも阿佐ヶ谷はちょっと遠いかな・・・と思う事が多いのに。
大切な時間をかけ、距離をものともせずに、こうしてあの頃の料理が忘れられないと言って来てくれる。あの頃の料理、新たな料理で語らう事が出来る。素敵な時間を頂きました。
フランス人二人の、人生で初めての日本旅行。そのきっかけになれるなんて考えもしなかった。二人ともあまり量を食べられないのでフルコースは無理だから、前菜とメインとデザートを一品ずつ食べたいなと言われ、料理も時間も噛み締めるように、ゆっくり味わい、語らっているのが見える。料理を運ぶたびに素晴らしいとか、最高だとか、夢のようとか、ここに来るのを夢見てたとか。いろいろ言われて、あの頃が甦る。 1年のほとんど毎日が昼夜満席だったあの頃。トイレに席を立つついでに調理場に顔を出して、僕の料理がいかにおいしいかを僕に伝えるポーの人々。その笑顔に溢れ出る喜びを受け取る事で、僕はどんなに忙しくても頑張れた。 
僕が阿佐ヶ谷で店を始めたばかりの頃にジャンパスカル(ポーのオーナーソムリエ)に送った手紙とともに入れた数枚のショップカードのうちの1枚を手に、いつかカズの店にいくぞって話し続けてやっと今日来れたんだよって言われて、鳥肌が立ちました。 
自分の知らないところで、地球の裏側で、4年以上もの間、忘れずに僕の話をしてくれる。料理を愉しみにしている人がいる。これ以上の励みがあるだろうか。
これからは、ポーのあの頃のお客さんの笑顔も思い浮かべながら料理が作れる。
幸せな余韻。

この時期のヴァカンスはあまり日数が取れなかったけど、これから京都に行って、帰りに、もう一度食事に来れる時間があるかな・・・なんて二人で話す。 そういって頂けるだけで、僕は十分幸せ者です。

(南仏のバスク地方にほど近いポーという街に、友人ジャンパスカルがオープンした”レ・パピーユアンソリット”で、オープンシェフを頼まれ、1年間料理を担当した時に幾度か食事に来られたお客様)
※ジャンパスカル・ロヴォル パリの14区にある超有名な、自然派ワインだけを扱うお店で、2000年から2008年までワインの発注、管理の全てを任されていた男。




<ル・セヴロー(Le severo)の2人>

2014/4/18

d0275530_9595579.jpg


パリ14区の有名なビストロ ル・セヴロー 。日本以外にもアメリカやイギリスの雑誌にもよく掲載される牛肉の名店。(詳しくはブログ”フランスの7年半”で)

出会いは10年前。ラ・メゾン・クルティーヌで働きながら休憩時間に師事を受けた、肉の師匠。
日本に帰ってきてからは連絡は取れていなかたのに、こうして来てくれる。嬉しい限りです。

桜コースを食べ、とてもご満悦。 『すべてが旨い。これはイヴの料理じゃなく、もう、完全にカズの料理だね。もうパリの頃のクルティーヌを超えているだろう。既にイヴ以上の料理を作っているよ。ワインリストの充実ぶりも素晴らしい、クラシカルな重鎮ワインからビオワインの優秀なものまでよく選んでバランスよく持ってるじゃないか、こりゃ近々1つ星とるな〜』なんて気楽に言ったと思えば、まがおで、『かず、一つだけ納得出来ないことがある』といい始めて、何事かと耳を寄せると、『なぜだ、おかしいだろ、なんで満席じゃないんだ』と。

それは僕に言われましても…。
他にもたっくさん話をして、
とにかく
素晴らしい時間となりました。


一昨年、フランス4件目に仕事した”レストラン アラン・サンドランス”のシェフ ジェロム・バンクテルが来てくれて、『パリのクルティーヌを思い出す素晴らしい料理だった、応援しているよ』と言われ、
d0275530_10293673.jpg



去年の4月に、ラ・メゾン・クルティーヌの元オーナーシェフ イヴ・シャルルが来て、『カズ、もっと都心が良かったんじゃないか』という、ドキッとするアドバイスをされながらも、スペシャリテコースの料理すべてに絶賛して頂き、積もる話を朝方まで、葉巻を吸い、ワインを飲みつつ交わし、
d0275530_10235786.jpg



去年の8月にもう一人の肉の師匠ユーゴ・デノワイエー(フランスで一番有名な肉屋のオーナー)が来て、ご満悦の後、カラオケに行ったりして
d0275530_10232175.jpg


ついこの間には、フランス時代一緒に働いた仲間が来てくれて、美味しいから、少し働かせてくれと、当初1人だけの研修が、3人全員研修して、クルティーヌの料理のポイントや、レシピや、料理の考え方を教えた。

d0275530_10535754.jpg


他にも、南仏、ポーのパピーユ・アンソリット時代のお客さんが来てくれたり、話してみるとパリのクルティーヌのお客さんだった方だったりと、フランスから足を運んでくれる方々には本当に頭が下がる想いです。

もっともっといい料理を目指して、研鑽を積んで、いろいろな方々を迎えられるレストランでありたいと思います。
by courtine | 2014-04-30 11:42 | 今日のピックアプ
<< 5月の菖蒲(あやめ)コース 始... 縁の下の力持ち2 続 >>